「adv125」で検索しても、ホンダ公式サイトにそれらしい車種は出てきません。ADVのタフな見た目は欲しいけれど、維持費の安い125cc(原付二種)にも乗りたい。そんな迷いを抱えている方は多いはずです。
この記事では、「ADV125」の正体とADV160との関係を整理します。そのうえで、PCX・NMAX・リード125を価格・燃費・シート高・収納で比較し、評価基準を明示したTier表で「あなたにとっての最強」を絞り込みます。読み終える頃には、選ぶ車種と次の一手が決まるはずです。
「ADV125」の正体:ADV150・ADV160との関係
結論から言うと、ホンダの国内正規モデルとしてのADV125は確認できません。 検索される背景には、ADVシリーズの名称が排気量ごとに変わっていることがあります。
- ADV150:149ccのモデルで、国内でも販売されました。後継がADV160です。
- ADV160:156ccのモデルで、国内正規販売されています。排気量が125ccを超えるため、区分は軽二輪です。
- ADV350:欧州などで展開される350ccクラスの海外向けモデルです。国内の正規ラインナップとしては確認できません。
名称の経緯や代替車種の基礎は、ADV160との違いと125ccで選ぶ代替車種をまとめた基礎編で解説しています。本記事では、数値での比較と選び方を扱います。
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- ホンダ「ADV125」という国内正規モデルは確認できない
- ADVの流れは「ADV150→ADV160」。ADV160は125ccを超える軽二輪
- 125cc以下でADV風を狙うなら、PCX・NMAX・リード125が現実的な候補
- 数値は公表値ベースの目安。年式・グレードで変わるため、購入前に公式で確認する
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原付二種と軽二輪の違い:費用とルール
ADV160と125ccクラスでは、免許・税金・保険・高速道路の扱いが異なります。
| 項目 | 原付二種(125cc以下) | 軽二輪(ADV160など) |
|---|---|---|
| 免許 | 小型限定普通二輪(AT)以上 | 普通二輪(AT限定可) |
| 軽自動車税(年額) | 2,400円 | 3,600円 |
| 高速道路 | 走行不可 | 走行可 |
| 車検 | なし | なし(250cc以下) |
| ファミリーバイク特約 | 対象になる場合が多い | 対象外 |
税額の差は年1,200円と小さめです。むしろ保険の差が大きく効きます。ファミリーバイク特約は、自動車保険に付けられる二輪向けの特約で、条件は保険会社ごとに異なります。
【数値比較】ADV160 vs PCX vs NMAX vs リード125
主要スペックを並べました。
| 項目 | ADV160 | PCX | NMAX ABS | リード125 |
|---|---|---|---|---|
| 区分 | 軽二輪(156cc) | 原付二種 | 原付二種 | 原付二種 |
| 価格帯(目安) | 50万円台 | 40万円前後 | 40万円前後 | 30万円台 |
| シート高(約) | 795mm | 765mm | 765mm | 760mm |
| 車両重量(約) | 134kg | 130kg | 131kg | 114kg |
| タンク容量 | 約8.1L | 約8.1L | 約7.1L | 約6.0L |
| WMTC燃費(目安) | 約45km/L | 約50km/L | 約46km/L | 約46km/L |
| シート下収納(約) | 30L | 28L | 23L | 37L |
価格はメーカー希望小売価格をもとにした概数で、年式やモデル改定で変わります。最新の価格と仕様は、各メーカー公式サイトの製品ページで確認してください。WMTC燃費とは、国際基準の走行パターンで測る燃費値で、実燃費は走り方や気温で変わります。
燃費差も試算してみましょう。年5,000km走り、ガソリン1L=170円と仮定します。PCX(約50km/L)は年約100Lで約17,000円、ADV160(約45km/L)は約111Lで約18,900円です。燃料代の差は年2,000円弱なので、燃費だけで車種を決める必要はありません。
【ランキング】125ccで選ぶADV風スクーターTOP3
第1位:ホンダ PCX
燃費約50km/L、シート高約765mm、タンク約8.1Lと、バランスが突出しています。航続距離はタンク容量と燃費の掛け算で目安が出ます。計算上の理論値は約400kmです。通勤にも日帰りツーリングにも対応できる万能機といえます。
第2位:ヤマハ NMAX ABS
ABS(急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぐ装置)を備え、シャープなデザインと走りの質感が持ち味です。収納は約23Lと控えめなので、荷物が多い人はリアボックスなどの追加も検討しましょう。見た目と走りで選ぶなら有力です。
第3位:ホンダ リード125
収納約37L、車重約114kgと、実用面では最強クラスです。買い物や配達など、毎日の積載を優先する人に向いています。ADVのような雰囲気はありませんが、価格も抑えめで取り回しは軽快です。
【Tier表】評価基準を明示した総合ランキング
評価は編集部の見解です。燃費・積載・足つき・価格・走行の余裕・ADVらしさの6項目を各5点満点で、上の数値表を根拠に採点しました。絶対的な優劣ではなく、相対評価です。
| Tier | 車種 | 燃費 | 積載 | 足つき | 価格 | 余裕 | ADV感 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S | PCX | 5 | 4 | 5 | 4 | 4 | 3 | 25 |
| A | NMAX ABS | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 3 | 23 |
| A | リード125 | 4 | 5 | 5 | 5 | 2 | 1 | 22 |
| A | ADV160 | 4 | 4 | 2 | 2 | 5 | 5 | 22 |
Sは25点以上、Aは22〜24点です。ADV160の総合は22点ですが、「ADV感」と「走行の余裕」に絞れば最高評価です。「最強」の意味は目的で変わります。 総合力ならPCX、ADVらしさと高速対応ならADV160です。
メリット・デメリット
125ccクラス(原付二種)
- メリット:ファミリーバイク特約を使える場合があり、税金も安く、車体が軽くて取り回しやすい
- デメリット:高速道路に乗れず、パワーの余裕が控えめ
ADV160
- メリット:ADVらしい外観、高速走行可、長距離での余裕
- デメリット:価格が高め、ファミリーバイク特約が使えない、足つきに不安
特に足つきは要注意です。ADV160のシート高約795mmは、PCXより約30mm高い数値です。身長160cm前後の方は、つま先立ちになる可能性を見込んだほうが安全です。信号待ちの多い通勤では、この不安が積み重なります。
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- 「ADV125」を名乗る社外品や、海外仕様の情報には注意する
- 並行輸入車は、保安基準・保証・部品供給が国内正規品と異なる場合がある
- 中古は年式・走行距離・整備履歴・保証内容を必ず確認する
- 掲載の数値・価格は目安。最終的な仕様と価格は公式サイトと販売店で確認する
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結局どれを選ぶ?3分で決める診断
次の順番で考えると、迷いがほぼなくなります。
- 高速道路を使う予定がある? → YESならADV160。NOなら2へ
- 身長は160cm未満? → YESならPCX・NMAX・リード125が安心。NOなら3へ
- 最優先はどれ?
- 総合力 → PCX
- 走りとデザイン → NMAX ABS
- 積載と価格 → リード125
今すぐ動く:販売店へ「乗り出し価格の見積もり依頼」を
バイクは年式や在庫で状況が変わり、状態の良い個体ほど動きが早い傾向があります。迷ったまま情報を集め続けるより、1台に絞って販売店に見積もりを依頼するのが最短ルートです。
診断で決まった車種について、最寄りの正規販売店か、バイク専門店のWeb見積もりフォームから依頼しましょう。伝えるのは次の3点です。
- 希望車種・カラー
- 乗り換えの有無(下取りまたは買取の相談)
- 試乗や実車確認ができる日程
見積もりでは、**「乗り出し価格(諸費用込み)」「保証内容」「納期」**を必ず聞いてください。同じ車種でも、販売店によって総額に差が出ます。
あわせて、加入中の自動車保険にファミリーバイク特約を付けた場合の保険料も確認しておくと、実質的な年間コストまで比較できます。見積もりが出たら、またがって足つきを確かめ、2社の条件を並べて判断しましょう。まずは今日、気になる1台の見積もりを依頼するところから始めてください。
まとめ
- ADV125という国内正規モデルは確認できず、実在するのはADV150(後継がADV160)
- ADVらしさと高速走行ならADV160、総合力ならPCXが軸になる
- NMAXは走りとデザイン、リード125は積載と価格で選ぶと満足しやすい
- 燃料代の差は小さいので、足つき・保険・高速利用の有無で決めるのが現実的
「ADV125」を探し続けるより、目的に合う実在の1台を決めたほうが、理想のバイクライフに早くたどり着けます。



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